【胸の日の悩みを解決!】「チェストプレスの効かせ方がわからない」から卒業しよう~
いつもご覧いただきありがとうございます!
「筋トレ分割法を極める!」シリーズの続編、今回は【チェストプレス編】です。
あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?
- ジムでチェストプレスをしているけど、どうやっても胸に効いている気がしない。
- むしろ、肩や肘が痛くなって、途中でやめてしまう。
- 「マシンは簡単」と聞いたのに、正しいフォームがわからないまま自己流になっている。
チェストプレスは、マシンデビューしたての初心者が最も最初に取り組む「胸トレの王道マシン」です。
しかし、簡単そうに見えて、実は多くの方が間違ったフォームで行い、成果が出ないどころか、肩を痛めています。
この記事は、「続・分割法を極める!胸の日」の深掘りとして、
- なぜ胸に効かないのか?その根本的な原因
- 「肩が痛い」を即解消する初心者向けのフォーム徹底解説
- チェストプレスから最大限の成果を引き出すコツ
を、あなたでもすぐに実践できるレベルで徹底解説します。
正しいフォームをマスターして、「胸に効く!」感覚を掴み、マシンデビューの不安を解消しましょう!
I. チェストプレスで鍛えられる筋肉と基本の効果
チェストプレスは、ジムにある胸を鍛えるマシンの中でも、最もシンプルで安全性が高い種目です。
まずは、「このマシンで一体どこが鍛えられているのか?」という基本知識を確認しましょう。
これが、「胸に効いている」という感覚を得るための第一歩です。
メインで鍛えられる部位(大胸筋)
チェストプレスは、その名の通り「胸(チェスト)」の筋肉を鍛えるための種目です。
- 【主動筋:大胸筋(だいきょうきん)】:胸板の大部分を占める大きな筋肉です。
チェストプレスでは、主にこの大胸筋をターゲットにします。
特に、マシンの軌道によって大胸筋の真ん中から外側にかけて刺激が集中しやすいのが特徴です。 - 【協働筋:三角筋前部(さんかくきんぜんぶ)】:肩の前側の筋肉です。
主に押し出す動作をサポートします。 - 【協働筋:上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)】:二の腕の裏側の筋肉です。
こちらも、バーやハンドルを押し切る際にサポートとして働きます。
意識が分散すると効果が半減するので、トレーニング中は「大胸筋が縮んでいるか?」に集中しましょう。
チェストプレスを行うメリット(安定性・初心者への優しさ)
なぜ、最初にチェストプレスが推奨されるのでしょうか? そのメリットは、初心者にとって非常に重要です。
- 軌道が固定されていて安全性が高い: マシンが常に決まった軌道で動くため、バランスを取る必要がなく、フォームを崩して怪我をするリスクが極めて低いです。
これが、マシンデビューの不安を解消してくれる最大のメリットです。 - 大胸筋へ意識を集中しやすい: フォームの安定に神経を使わなくて良いため、「今、胸の筋肉が使われているか?」という意識を集中する練習がしやすいです。
「胸に効かせる感覚」を掴むための最高の教材です。 - 簡単に重量調整ができる: ピンを差し替えるだけで、すぐに負荷を上げ下げできるため、目標回数(例:10回)で限界が来るように、初心者でも簡単に調整ができます。
最初は正しいフォームを覚えることを優先し、焦って重い重量に挑戦しないようにしましょう。
ゆるトレ部では、20回で力尽きるぐらいの回数から始めることをおススメしています!
II. 【動画で確認】チェストプレスの正しい使い方と基本フォーム
チェストプレスは安全ですが、マシンの設定やフォームを間違えると、途端に肩や肘を痛めます。
ここでは、正しいフォームを習得するための設定と、動作の基本を徹底解説します。
【ゴメンナサイ】動画は準備中です!
マシンのシートとハンドルの合わせ方(適切な高さ)
マシンの設定(アジャスト)は、フォームと同じくらい重要です。
これを間違うと、どれだけ頑張っても胸に効かず、肩を痛めてしまいます。
- シートの高さ: 座ったときに、ハンドルの位置が「胸のトップ(乳首の少し上)」と同じ高さになるように調整します。
- NG例: ハンドルが肩より高すぎると、肩を痛める原因になります。低すぎると、大胸筋の下部ばかりに効いてしまいます。
- スタート位置(グリップの深さ): グリップを握るとき、肘が後ろに大きく引かれすぎないように、軽く胸が張れる位置に設定しましょう。
動作の基本(押し方・戻し方)と意識するポイント
設定が終わったら、正しいフォームで動作を行います。
意識すべきは、「胸を押し出し、胸の力で引く」ことです。
- 【スタート】:足をしっかり床につけ、背中をシートに密着させ、肩甲骨を寄せて固定します。
これが胸に効かせるための最も重要な準備です。 - 【プッシュ(押し出し)】:息を吐きながら、胸の筋肉を使ってハンドルを押し出します。
腕の力ではなく、胸の中心から外へ押し出すイメージです。
完全に肘を伸ばし切る手前で止めましょう。 - 【ネガティブ(戻し方)】:息を吸いながら、ゆっくりとハンドルを元の位置に戻します。
このとき、大胸筋が引き延ばされる感覚を味わいましょう。
戻しきった位置で肩が前に出ないように注意します。
POINT: 押し出しも戻しも、約2秒かけてゆっくり行うと、胸への刺激が最大化されます。
III. 初心者が陥る罠!「胸に効かない」「肩が痛い」フォームの3大 NG ポイント
チェストプレスで「胸に効かない」または「肩が痛くなる」という場合、ほぼ間違いなくフォームに原因があります。
ここでは、自己流のトレーニングで陥りやすい、成果が出ない上に怪我に繋がる3つのNGポイントを解説します。
今すぐ、あなたのフォームを自己診断してみましょう。
NG 1: 脇が開きすぎている(肩痛の最大原因!)
ハンドルを押す動作で、肘が肩の真横まで上がっていて、脇が開きすぎている状態です。
これは胸筋ではなく、肩関節(特に肩のインナーマッスル)に大きなストレスをかけます。
- なぜダメか?:負荷が逃げる上に、肩関節に大きな負担がかかり、肩の怪我や痛みの最大の原因となります。
- 修正方法: 脇の開きを約45度〜60度に絞り、脇を締めながら押すように意識しましょう。
NG 2: 肩甲骨が固定できていない(負荷が逃げる!)
シートに座ったときや、ハンドルを押している最中に、肩が前方にすくむように動いてしまう状態です。
- なぜダメか? 胸の土台である肩甲骨が不安定になり、大胸筋を十分に収縮させることができません。負荷が三角筋(肩)や僧帽筋(首)に逃げてしまいます。
- 修正方法: 動作を始める前に、「肩甲骨を寄せて、下に下げる(下制)」ことを意識し、背中の筋肉で肩を完全にロックしましょう。このポジションが崩れたら、そのセットは終了です。
NG 3: 反動を使っている(手首と肘の怪我リスク)
重すぎる重量を扱おうとして、ハンドルを戻す際に勢いをつけすぎたり、戻す反動で次の動作を始めてしまう状態です。
- なぜダメか? 筋肉の収縮ではなく、関節の勢いに頼ったチーティングになり、胸筋への刺激がなくなります。また、勢いを止める際に手首や肘に強い衝撃がかかり、怪我に繋がります。
- 修正方法: 戻す動作(ネガティブ動作)をゆっくり(2〜3秒かけて)コントロールし、次の押し出し動作を始める前に一瞬静止してから行いましょう。重量を少し下げて、完全にコントロールできる重さで行うことが大切です。
IV. 【効果倍増】初心者卒業のためのチェストプレス「応用テクニック」
セクション IIIでフォームのNGポイントを理解したら、あなたはもう「超初心者」を卒業です!
ここからは、さらに効率よく大胸筋を成長させ、成果を倍増させるための応用テクニックを解説します。
このテクニックをマスターすれば、週に1回のトレーニングでも圧倒的な刺激を胸に与えられます。
効かせるための呼吸法
筋トレにおける呼吸は、単に酸素を取り込むだけでなく、力を最大限に発揮し、集中力を高めるために非常に重要です。
- 力を入れる時(プッシュ)は「吐く」: ハンドルを押し出す瞬間に、息を「フッ」と強く吐き切ります。息を吐くことで腹圧が高まり、体幹が安定し、より大きな力を発揮しやすくなります。
- 戻す時(ネガティブ)は「吸う」: ゆっくりとハンドルを戻しながら、鼻から深く息を吸い込みます。これにより、胸が大きく開き、大胸筋が最大限にストレッチされるのを助けます。
POINT: 動作中、息を止めないように注意しましょう。特に高齢の方や血圧が高い方は、息を止めると血圧が急上昇する危険性があります。
ネガティブ動作(戻す時)を意識する
多くの初心者はハンドルを「押す」ことに集中しがちですが、実は「戻す動作」こそが、筋肥大の鍵を握っています。
- ネガティブ動作の重要性: 筋肉は、収縮する時(ポジティブ)よりも、引き延ばされながら抵抗する時(ネガティブ)の方が、筋繊維に大きなダメージ(成長のきっかけ)を与えやすいことが科学的に分かっています。
- 実践方法: ハンドルを押し出すのが1秒なら、戻す動作は2〜3秒かけてゆっくり行いましょう。大胸筋がグーッと引き延ばされるのを感じながら、重さに逆らうようにコントロールして戻します。
- 成果: このネガティブ動作を意識するだけで、同じ重量、同じ回数でも、トレーニング効果が劇的に向上します。
この応用テクニックを取り入れて、あなたのチェストプレスを「超効率的なトレーニング」へと進化させましょう!
まとめ:チェストプレスで自信をつけ、次のステップへ!
お疲れ様でした!
この記事で、あなたはチェストプレスに対する不安を解消し、「胸に効かせる」ための理論と実践的なフォームを完全にマスターしました。
最後に、正しいチェストプレスをマスターするための重要ポイントを再確認しましょう。
- メインは「大胸筋」: 腕や肩ではなく、常に胸の筋肉が収縮しているかを意識しましょう。
- 命綱は「肩甲骨」: 動作開始前に、肩甲骨を寄せて下に下げ(下制)、背中でしっかり土台をロックすることが、肩の怪我を防ぐ有効な方法です。
- 脇の角度は「45度〜60度」: 肘を真横に開かず、脇を軽く締めることで、安全かつ効率的に胸に負荷を集中させます。
- 成果は「ネガティブ」にあり: 押す時よりも、戻す時(2〜3秒)にじっくりと負荷をかける意識を持ちましょう。
チェストプレスは、あなたが筋トレ習慣を続けるための最初の一歩です。
このマシンで自信をつけ、「胸に効く感覚」をマスターできれば、ベンチプレスやダンベルベンチプレスなど他の種目にも怖がらずに挑戦できるようになります。
今日から早速、正しいフォームを実践してみてください。あなたのトレーニングは、必ず劇的に変わります!
【重要】自己流フォームのチェックと安全への投資
チェストプレスのフォームチェック、最後までご覧いただきありがとうございました!
これであなたは、多くの初心者よりもはるかに深い知識を手に入れました。
しかし、ここで立ち止まって考えていただきたいのが、「自分のフォームが正しくできているかを自分で判断するのは難しい」ということです。
私たちは、いくら動画を見ても、本を読んでも、自分のフォームが鏡で見ている通りにできているかを正確に判断するのは非常に難しいものです。
特に、今回解説したような「肩甲骨の固定」や「脇の角度45度」は、意識するだけでは解決できないことが多々あります。
フォームが崩れたまま高負荷をかけ続けると、チェストプレスのような安全なマシンでも、肩や手首の慢性的な怪我につながり、長期間、筋トレができなくなるリスクがあります。
もしあなたが、ムダな遠回りを避け、安全に、最短で理想の体を手に入れたいと思うなら、プロのトレーナーに頼るのが最も確実で賢い「安全への投資」です。
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